Newtonの開発が終了した日

ユーザがクリエイティブな活動にフォーカスできるように物事を運んでくれるアシスタントであり、いつもそばにいて、コンピュータインターフェイスを感じさせない自然なやりとりでユーザの情報を整理してくれる、必要な時は広く世界から情報を収集しユーザの力になってくれる、操作も存在自体もシンプルで誰でも使うことができる。そんなものがそろそろ現れてもいいのではないでしょうか?

N@さんの意見に何度もうなずいてしまいました。現在のPDAに満足している人は沢山いますが、与えられた物の範囲内で使いこなすことに終始しているように思われます。200LXで満足していたひとが新しい製品が出来てきていろいろ出来るようになるにつれて不満をもつように今の製品で満足していてもいずれそうでなくなる日が来るはずです。それは自分が何をしたいのかを明確に把握せずに結果的に道具(やPDA設計者)の意図した作法を無意識のうちになぞってしまう結果、PDA設計者がやりたいこと=自分のやりたいことだと思ってしまい、PDAを使いこなして満足している自分と本当にやりたいことが出来なくて新しいPDAが欲しくなっている自分ができてしまう。PersonalDataAssitantは本来フリーノートであり、罫線があってはならないと思うんです。罫線が必要になったらそのとき引けばいいし、破ったり折り曲げたりしてもいいと思うんです。かなり決め付けな書き方ですが、これは他人の視点から見た自分のPDAをいじっている姿を描写しているだけで他人のPDAの使い方を非難しているわけではありません。ただ、PDAはこれからも進歩する余地は多分にあり、自分の自由な発想を助けるツールとしては不完全であるということです。