靖国の外交カードとしての価値

靖国は双方にとってコストの低い通貨であったはずが、政治問題化することでがぜんその価値が上がってきたのだな。注目を集めることで掛け金はどんどん上がる。特に中韓にとってはとんでもないインフレ状態といえる。何しろ領土問題と同列にできるぐらいの高騰ぶり。もちろん日本側にとっても国民感情という点でコストは上がっているが、いくらなんでも中韓ほどではない。中韓のこだわりが政治カードとしての靖国の価値を暴騰させているのだ。これは極めて強力な政治的カードとして機能しうる。しかも、日本にとって割のいい条件で。これをただ捨てるという選択肢は不適当だ。小泉が靖国参拝にこだわるのはこのあたりに理由があるのではなかろうか。

id:cyanoさんの記事。
靖国問題自体は大して重要な問題ではないが外交カードとして機能しだした現在コストが大きくなり日本側もこれを有効に使うタイミングを計っているという意見です。
以前自分の日記にも書きましたけど靖国というのは外交カードとしてはなかなか便利になってきているのは確かだと思います。
いまさらこの問題を取り下げることの出来ない日中、外交カードの価値を吊り上げ続けるマスコミ。落としどころはどこになるのでしょうか。
id:chanoさんの記事はさまざまな意見を取り上げてそれを元に意見を述べているので理解しやすくていいです。自分には無理だorz