いきさつ

以前カメラに詳しい義母にいろいろ教えていただきました。
脇をしめて息を止めろ、さらに心臓を止めてシャッターを開けろだの現像液をブレンドするだの半分くらいしか理解できませんでしたがやけに印象に残ったのが
「写真は50mmが基本。これ一本ですべてをこなせ」
50mmとは焦点距離といい、カメラのズーム具合の度合いです。
今自分が持っているレンズは俗にいうズームレンズでこれは焦点距離を変化させることができるもので義母はこの機能を使わずに練習しろという意味でおっしゃったのです。
そこで練習用というか養成ギプスに50mmレンズが欲しくなったのです。
しかしカメラのレンズというのは高価なもので短焦点のレンズは3〜4万円かそれ以上します。
そこで中古のレンズを探すことにしました。
幸い自分が使っているカメラは割と用意に昔のレンズを使用することができるのです。
いろいろ情報収集した末に新宿で5000円で手に入れたのがこれ。
SMC Takumar1:3.5/35
これは35mmレンズですが、自分のデジカメに装着すると50mm相当のレンズとして使えます。
このレンズが作られたのは大体1971〜。自分より年上かもしれません。
しかし作りがいいですね。今のズームレンズより長く使えるでしょう。