バットマンビギンズ

昨日のレイトショーで見てきました。
何度も映画化されてきたこの作品ですが、個人的には一番のお気に入りです。
まずバットマンを演じるクリスチャン・ベール。この人はリベリオンという映画では細身のガン=カタ使いを演じていましたが今回はものすごくマッチョになっていました。
金持ちでハンサムで正義の味方。そんな「そんなやついねーよ」というヒーローがリアルに描かれています。なぜ正義の味方なのか、なぜこうもりの格好をしているのかストーリーを追うとその生い立ちがすんなり理解できるようになっていました。
いろいろなところでクスっとさせるところがありましたが、個人的には中国製の耳とバットモービルがツボでしたね。昔のバットマンバットモービルはアレでしたけど、今回のはかなり実際にありそうなデザインで男の子なら誰でも乗ってみたいとおもうでしょうね。
上映時間が2時間半くらいあって結構長い作品でしたが、まったくだれることもなくあっという間にエンディング。
残念だったのは渡辺謙がチョイ役であまり持ち味が生かされていなかったところ。あと、もう一回見に行きたいと思わせる仕組みがあればよかったかも。総合的にはかなり満足できた作品でした。