オープン・ウォーター

ストーリーは単純明快、休暇でスキューバダイビングに出かけた若いカップルが、たっぷり楽しんで海面に浮上したところ、そこにいるはずのボートがいないという悲劇である。ツアー客の人数を数え間違えたボートが、彼らを置き去りにして帰ってしまったのだ。さあさあ大変ここは海のど真ん中、しかも悪いことにその海域は有名なサメの生息地でもあるのだった。ありゃー。

そこから先はただただ海に浮かぶ二人の会話劇。次から次へと困難と不安と恐怖が観客と二人を襲い、落ち着くひまはまったくない。上映時間が79分間なのは、それ以上この緊張感に誰も絶えられないからにほかならない。

試写会では品川プリンスのプールにつかって真っ暗な中上映されたそうです。そりゃトラウマになるよ。
この映画興味があるんですけど、「世界まるみえテレビ特捜部」のレスキュー911でさえチャンネル変えてしまうのでちょっと見られないかも。