サギのコロニーを破壊

千葉地検八日市場支部は三十日、住民からふん害などの苦情が相次いだため成東町のサギ類の集団繁殖地(コロニー)を重機で破壊したとして、鳥獣保護法違反の疑いで書類送検された同町の男性(54)について、起訴猶予とした。

 千葉地検は、罰するだけでは根本的な解決にはならないと判断。男性が反省していることや、県と住民、鳥獣保護団体などが協議し、営巣前に枝を切るなど繁殖地と人家が接近しないようにしたことで「再犯の恐れがなくなった」とした。

 男性は昨年七月二十二日、駆除の許可などを得ずに、コロニーに重機一台を入れ、竹林を伐採。繁殖中のサギ類百九十九羽を死なせた容疑で成東署から書類送検された。

 繁殖地近くでは、サギのふん害や鳴き声がひどく男性が地区長だったことから、住民から対策を求められていたという。

昔テレビでもやっていた問題ですね。対策として営巣前に枝を切るなど繁殖地と人家が接近しないようにしたそうですが、効果があればいいのですが。