スキ機の選択
革の作品作りにはほぼ必須といえる革漉き機を探しているのですが、これがなかなか…
最初業者のIさんと探していたのですがなかなか見つからないのでオークションで西山製のを手に入れてIさんのところでオーバーホールしようかと考えたのですが、この西山の漉き機、なかなか悩ましいのです。
漉き機メーカーには西山製とニッピ製と大きく分けて二つあるのですが、ニッピとの違いはIさんによると
- もう廃業したメーカーであり中古しか入手できない
- 交換部品も払底しておりニッピと共通部品しか直せない
- 漉き業者が好んで使用する製品で性能はニッピより上
- 値段は高め
ついでに言うと鞄教室では漉き機は2つあり、一つはニッピで残りは西山です。普段僕はニッピのを使っています。
ここで問題はやはり交換部品。
消耗する部分は交換可能らしいのですが、レバーなどが壊れたらもうお手上げだそうです。
オークションのは落札価格は安いのだがあまりにもリスキー。見送ることにしました。
Iさんにその旨を連絡してみたらちょうど漉き機が入手できたのこと。ニッピ製で現在全バラシ中だそうでこれをオーバーホールしたら見せてくれるそうです。
ということで当初の予定通りにIさんから譲ってもらうことになりそうなのですが、昨日教室の西山製のを使ってみたところニッピのとは段違いの動作音の静かさと滑らかさで愕然。ニッピもチューニングであそこまでできるのか…?
西山、やはり欲しい…