WMWiFiRouterを再び試してみる

daiyan2010-02-14

iPadの通信環境を考えPockeWifiを検討中なのですが、できるだけガジェットは少なくしたいところ。
また、すでにS11HTを使用しているのでそれとの共存も考えないとなりません。
S11HTは二年前の機種ですが、BTモデム端末や手軽なGPSとしての性能は申し分なく手放したくないです。

そこで以前使ってみて電池のもちとあまりにも端末が熱くなるので壊れそうだとあまり使わなかったWMWiFiRouter*1を再び試してみることにしました。
以前よりバージョンがあがっているし、S11HTの電池は大容量の3000mAhのものに交換しているので状況は良くなっているかも知れません。

最新のバージョンは1.61のようです。以前支払ったライセンスは使えなくなっているようなのでトライアルで起動。
PSPをつなごうとしたらなかなかAPが見えません。検索するとPSPは対応していないようです。
代わりにiPod Touchで見てみたところ問題なく接続できました。

以前使ったころより設定の項目が増えてデフォルトでWiFiのパフォーマンスをバッテリー重視で動作するようになっています。
接続状態になるとAPの名称とパスワードがS11HTの画面に表示されるようになっていて設定が間違わないように配慮されています。
起動させて放置してみます。
起動させたらオンフックボタンを長押しでキーロックさせても動作していますのでポケットに放り込んでOKです。
6時間ほどでバッテリーの残量が10%になったときWMWiFiRouterの設定した仕切り値をきり自動的にソフトがシャットダウンされました。
以前試したときはこのような機能はなく、最後まで電池を使い切ってしまいましたが、この設定項目が増えたおかげでバッテリーに余力を残す運用が可能です。
なによりこのソフトは起動する際にいろいろOSの設定を変えているので突然終了したりするとおかしくなったりしたのでうれしい改良です。
バッテリーの状態表示にするとバッテリー残量のほかに本体の温度が表示されます。その間のソフトでの温度表示は26度ほど。
実際にそれほど熱くならないのでWiFiのセーブ機能が有効に働いているのかもしれません。
これならなんとかなりそうな気がしてきました。

自宅でのスループットは上り100kbps、下り1Mbpsほどであまり早くありません。

性能的にはPocketWifiの方がいいでしょうが、私はすでにS11HTを愛用しているのでしばらくこれで様子を見てみることにします。